展示

常設展ニュース

小規模な企画展示を開催するコーナーです。

親鸞聖人750回忌 東別院の重宝

  • 3月23日(水)~5月22日(日)

浄土真宗を開いた親鸞聖人(1173-1262)の750回忌を迎え、ここ数年全国で様々な催しが開かれています。本年当館では、名古屋の東別院 (真宗大谷派名古屋別院)の重宝をご紹介します。

(テーマ10と共通)

狩野永徳「松鳩図扇」 真宗大谷派名古屋別院蔵

「狩野永徳「松鳩図扇」
真宗大谷派名古屋別院蔵

濃尾平野の治水

  • 5月25日(水)~6月26日(日)

米が経済の基準となる石高制が敷かれ、近代的な土木技術も無かった江戸時代には、用水・治水が人々の生命・生活を大きく左右しました。特に、木曽三川や庄内川といった大きな河川が流れる濃尾平野では、流域の人々は川の恵みを享受するだけでなく、大自然の脅威にさらされなければなりませんでした。
この展示では、治水という地域の重要な課題をめぐる、尾張藩や地域社会の動きを紹介します。

(テーマ10と共通)

「御冥加自普請之図(ごみょうがじぶしんのず)」  館蔵

「御冥加自普請之図(ごみょうがじぶしんのず)」館蔵

生誕200年 中林竹溪

  • 6月29日(水)~7月24日(日)

竹溪は、文化13年(1816)に中林竹洞の長男として誕生しました。彼は南画家として名高い父の教えを守りながらも、文人画にとどまらず歴史画や花鳥画も手がけ、幕末に活躍しました。放逸な性格を伝えるエピソードで知られる竹溪ですが、多岐にわたる世間の需要に応えるためには、日々、画技研鑽に勤しむ必要があったことでしょう。生誕200年を記念して、バラエティに富んだ竹溪の作品を、下絵資料も交えながらご紹介します。

(テーマ10と共通)

中林竹溪「琵琶湖真景図」 館蔵

中林竹溪「琵琶湖真景図」 館蔵

正木国民学校の疎開

  • 7月27日(水)~9月25日(日)

昭和20年(1945) 5月、名古屋大空襲によって中区の正木国民学校(現:正木小学校)は焼失、学区内もほぼ壊滅しました。一方、3年生以上の児童と教師らは政府の方針で、前年夏から三重県一志郡豊地村(現:松阪市)の豊地国民学校に集団で避難していました。いわゆる「学校疎開」です。
今回、疎開の現地責任者だった教師が、戦後も廃棄せず手元で保管してきた生々しい書類群を中心にして、彼らの疎開生活をご紹介します。  

当時から残る栴檀の木 豊地小学校提供

当時から残る栴檀の木 豊地小学校提供

家族アルバムの昭和

  • 9月28日(水)~10月23日(日)

昭和になると写真を撮ることが広まり、それぞれの家庭では家族アルバムに大切な写真をおさめました。家族アルバムの写真から、思い出のくらしを紹介します。

「祭りの日」(昭和10年頃 名古屋市西区) 館蔵

「祭りの日」(昭和10年頃 名古屋市西区) 館蔵

中国明清の絹織物-松坂屋コレクションより

  • 10月26日(水)~12月4日(日)

名古屋市博物館が所蔵する「松坂屋コレクション」の織物から、中国明・清王朝で作られた絹織物・刺繍を展示します。明清代に繁栄した優れた絹織物生産の技術や文化を紹介します。

「藍地刺繍金線龍袍(あいじししゅうきんせんりゅうほう)」  館蔵(松坂屋コレクション)

「藍地刺繍金線龍袍(あいじししゅうきんせんりゅうほう)」
館蔵(松坂屋コレクション)

くらしのうつりかわり

  • 12月13日(火)~2月26日(日)

洗濯板やあんどん、氷冷蔵庫など、この100年あまりの間に用いられてきた暮らしの道具を紹介します。小学3年生の社会科学習にあわせた展示です。

(テーマ10と共通)

「あかりの道具」 館蔵

「あかりの道具」 館蔵

小栗鉄次郎、古墳へのまなざし

  • 3月1日(水)~3月26日(日)

昭和前期に愛知県の文化財保護に尽力した小栗鉄次郎氏の膨大なコレクションが平成26年に博物館に寄贈されました。これまでに寄贈された資料もあわせて、名古屋市や豊田市域を中心とした古墳の出土品や調査記録などを紹介します。これらの資料には、史跡になった古墳や今はなくなってしまった古墳なども含まれ、地域の歴史を知るうえで欠かせない重要な資料となっています。こうした資料を通じて、文化財や歴史を後世に伝えようとした氏の情熱を紹介します。

重要美術品「鳥形鈕付脚付短頸壺(とりがたちゅうつききゃくつきたんけいこ)」(部分) 館蔵(小栗コレクション)

重要美術品「鳥形鈕付脚付短頸壺(とりがたちゅうつききゃくつきたんけいこ)」
(部分)館蔵(小栗コレクション)

名古屋城下の文化を書画や工芸品などの定期的な展示替えにより紹介します。

親鸞聖人750回忌 東別院の重宝

  • 3月23日(水)~5月22日(日)

真宗大谷派名古屋別院(東別院)は元禄3年(1690)に建立された名古屋市内最大級の寺院で、「御坊さん」の名で親しまれています。親鸞聖人750回忌を記念して宝物を精選して公開します。

(フリールームと共通)

狩野永徳「松鳩図扇」 真宗大谷派名古屋別院蔵

狩野永徳「松鳩図扇」
真宗大谷派名古屋別院蔵

濃尾平野の治水

  • 5月25日(水)~6月26日(日)

米が経済の基準となる石高制が敷かれ、近代的な土木技術も無かった江戸時代には、用水・治水が人々の生命・生活を大きく左右しました。特に、木曽三川や庄内川といった大きな河川が流れる濃尾平野では、流域の人々は川の恵みを享受するだけでなく、大自然の脅威にさらされなければなりませんでした。
この展示では、治水という地域の重要な課題をめぐる、尾張藩や地域社会の動きを紹介します。

(フリールームと共通)

「御冥加自普請之図(ごみょうがじぶしんのず)」  館蔵

「御冥加自普請之図(ごみょうがじぶしんのず)」  館蔵

生誕200年 中林竹溪

  • 6月29日(水)~7月24日(日)

竹溪は、文化13年(1816)に中林竹洞の長男として誕生しました。彼は南画家として名高い父の教えを守りながらも、文人画にとどまらず歴史画や花鳥画も手がけ、幕末に活躍しました。放逸な性格を伝えるエピソードで知られる竹溪ですが、多岐にわたる世間の需要に応えるためには、日々、画技研鑽に勤しむ必要があったことでしょう。生誕200年を記念して、バラエティに富んだ竹溪の作品を、下絵資料も交えながらご紹介します。

(フリールームと共通)

中林竹溪「琵琶湖真景図」 館蔵

中林竹溪「琵琶湖真景図」館蔵

四季耕作図屏風

  • 7月27日(水)~9月25日(日)

四季折々における稲作の作業風景を描いた「四季耕作図」は、室町時代から近代に至るまで好まれた画題です。比較的身近な風景でもあり、また豊穣を寿ぐ内容が好まれたのでしょう。江戸時代前期と中期の狩野派によって描かれた四季耕作図屏風2双を前期【7月27日(水)~8月21日(日)】、後期【8月24日(水)~9月25日(日)】に分けて展示いたします。

狩野探幽「四季耕作図屏風」 (左隻) 真宗大谷派名古屋別院蔵

狩野探幽「四季耕作図屏風」 (左隻) 真宗大谷派名古屋別院蔵
【前期7月27日(水)~8月21日(日)展示】

松山さんがみたナゴヤ

  • 9月28日(水)~12月4日(日)

近現代の名古屋に関する写真や文書を集めた松山コレクションを通して、芝居や映画といった芸能から大須商店街が企画したイベントなどを紹介し、街の賑わいを中心に、ちょっとむかしの名古屋の様子を紹介します。

「日本の大須」 館蔵(松山コレクション)

「日本の大須」
館蔵(松山コレクション)

くらしのうつりかわり

  • 12月13日(火)~2月26日(日)

洗濯板やあんどん、氷冷蔵庫など、この100年あまりの間に用いられてきた暮らしの道具を紹介します。小学3年生の社会科学習にあわせた展示です。

(フリールームと共通)

「あかりの道具」 館蔵

「あかりの道具」 館蔵

張月樵―名古屋の人気絵師

  • 3月23日(水)~5月22日(日)

張月樵(ちょうげっしょう)は、江戸時代後期、名古屋で人気を博した画家です。近江彦根城下に生まれ、京都に出て松村月渓(呉春)に師事し、月樵と名乗りました。天明年間、尾張に下り、以後名古屋にて活動を続けます。今回は館蔵の優品を中心に、月樵画の緻密でアクの強い個性的な画風、また花鳥画や山水画、さらには美人画まで多様なジャンルを器用に描きこなす人気絵師の引き出しの多さを紹介していきます。

張月樵「関羽張飛図」 館蔵

張月樵「関羽張飛図」 館蔵

名古屋近郊に伝わるからくり人形や、まつりの道具を定期的な展示替えにより紹介します。

五月人形

  • 3月29日(火)~5月22日(日)

館蔵の五月人形を展示します。

山車「瑞穣車」大幕

  • 5月25日(水)~6月26日(日)

熱田の祭りに曳きだされていた山車「瑞穣車(ずいじょうしゃ)」の大幕を展示します。

津島祭礼図屏風

  • 6月29日(水)~7月24日(日)

津島祭りにあわせて江戸時代の津島祭りを題材にした津島祭礼図屏風を展示します。

郷土玩具と祭

  • 7月27日(水)~9月25日(日)

名古屋東照宮祭の山車を模した名古屋土人形をはじめ、祭礼に取材した郷土玩具を紹介します。

猩々の骨・衣裳

  • 9月28日(水)~11月20日(日)

名古屋南部の祭礼には猩猩(しょうじょう)という人形が登場することがあります。南区笠寺の猩猩の骨と衣装を展示します。

花祭の切り草

  • 11月23日(水)~3月20日(月・祝)

北設楽郡設楽町・東栄町・豊根村3町村で行われている花祭りのシーズンにあわせて、花祭りの会場を彩る切り草を紹介します。

展示替内容のご案内

「みるめきるめ」(東栄町小林地区の花祭の切り草) 館蔵

「みるめきるめ」(東栄町小林地区の花祭の切り草) 館蔵

東照宮祭礼図巻

  • 3月22日(水)~

名古屋東照宮祭にあわせて、江戸時代の東照宮祭を題材にした東照宮祭礼図巻を展示します。

新たに収蔵した資料などを紹介し、タイムリーな話題を提供する臨時の企画展示です。

五月の信長

  • 平成28年4月27日(水)~6月5日(日) 信長前

5月から6月にかけて、織田信長を語るうえで欠くことができないできごとが起こっています。ここでは、桶狭間の戦い・本能寺の変に注目し、その前後の動きを実物資料に基づき紹介します。

展示替内容のご案内

『信長公記首巻』(個人蔵)

①『信長公記首巻』(個人蔵)

石器に使われた石

  • 平成28年5月17日(火)~6月26日(日)

金属を知る前、人々は石の道具を使っていました。どんな石でもよかったわけではなく、用途ごとに適した石が選ばれていました。旧石器時代から縄文時代にかけての石器に使われた石についてご紹介します。

展示替内容のご案内

北海道の黒曜石(北海道・白滝遺跡)

北海道の黒曜石(北海道・白滝遺跡)

時の記念日

  • 平成28年5月25日(水)~6月26日(日)

 今日、わが国の鉄道が定刻通りに運行されていることは広く世界に知られています。このことは、しばしば、「時間厳守」がわが国民性の一つであることを示しているかのようにも言われています。しかし、およそ100年前には必ずしもそうではなかったようです。大正9年(1920)に6月10日を時の記念日に制定したときも、時間をきちんと守り、ヨーロッパやアメリカと同じように生活を合理化することがそのねらいでした。
 ところで、明治以降の名古屋では、江戸時代以来の錺職(かざりしょく)や指物職(さしものしょく)などの技術的伝統の上に、主にヨーロッパやアメリカの時計から学んでその製造を始め、掛時計や置時計は全国有数の生産地となりました。
 今回の話題のコーナー「時の記念日」では、館蔵品を中心に、いくつかの掛時計と置時計を紹介します。

主な展示資料

  • 和時計 (掛時計) 幕末~明治初期 個人蔵
  • 置時計 フランス製 明治20年頃輸入 館蔵
  • 置時計 昭和前期 輸出用 館蔵

置時計  昭和前期  輸出用  館蔵

置時計 昭和前期 輸出用 館蔵

森川コレクション 如春庵(にょしゅんあん)と名古屋城

  • 平成28年6月29日(水)~7月24日(日)

 森川コレクションは、この地方を代表する茶人森川如春庵(1887~1980・本名勘一郎)が収集した茶道具や美術品のコレクションです。今回はこの中から、名古屋城やその歴史に関係のある資料約10点を紹介します。

展示替内容のご案内

名古屋城に復元した「猿面茶室」での森川如春庵

名古屋城に復元した「猿面茶室」での森川如春庵

横井庄一さんのくらしの道具
The jungle knows.

  • 平成28年7月27日(水)~8月21日(日)

  昭和47年(1972)1月24日、グアム島のジャングルで、1人の日本人が発見されました。元日本兵の横井庄一さんです。
  昭和19年(1944)、橫井さんたち日本軍はグアム島でアメリカ軍と戦っていました。その年の8月には、アメリカ軍に負けつづけた日本軍は散り散りになり、仲間とともに、横井さんはジャングルへ逃げ込みました。それから発見されるまで、実に28年もの間、横井さんはグアム島のジャングルに隠れ続けたのです。しかも、最後の8年間は一人きりでした。
  横井さんがグアム島のジャングルで使用していた衣服や道具の多くは帰国後に名古屋市に寄贈され、現在は名古屋市博物館で保管しています。今回の話題のコーナーでは、横井さんがグアム島で使用していたくらしの道具を展示します。これらの衣服や道具は、グアム島のジャングルでの橫井さんのくらしのようすを物語っています。

展示替内容のご案内

グアム島の草木で作った半袖半ズボンと背負袋

グアム島の草木で作った半袖半ズボンと
背負袋

「写真展 昭和の子ども」

  • 平成28年8月2日(火)~10月23日(日)
  • 場所 2階常設展示室前ロビー(観覧無料)

 平成26年度と27年度に、市民の寄附により博物館資料の修復等をおこなう「よみがえれ文化財」の一事業として、昭和の街や人などを記録した写真フィルム約22,000点のデジタル化をおこないました。フィルムの中には劣化が激しく進行しているものがありましたので、この事業で多くの画像を後世に残すことが可能となりました。
 これらの写真は、寺西二郎、臼井薫、伊東重光各氏が、名古屋を中心とした日本各地で、昭和30年から昭和40年頃に街や人を撮影したもので、当時の様子を知ることができる貴重な資料となっています。
 膨大な写真の中から、今回は昭和の子どもを写した写真約60枚を展示します。当時の街の風景や風俗とともに、今大人となった世代の愛くるしく元気な姿をご覧いただきます。

港区稲永付近(昭和38年)寺西二郎氏撮影

港区稲永付近(昭和38年)寺西二郎氏撮影

無住和尚(むじゅうおしょう)と『沙石集(しゃせきしゅう)』

  • 平成28年9月13日(水)~10月10日(日)

 読書の秋にちなみ、尾張で生まれた説話文学の名作『沙石集』と、著者無住の自筆の書を紹介する小展示「話題のコーナー・無住和尚と『沙石集』」を開催します。
 700年ほど前、ここ尾張の地で説話文学の傑作『沙石集』が生まれました。著者は無住道暁(どうぎょう)(1226~1312)。無住は鎌倉で生まれ、18歳で出家、各地で学んだ後、弘長2年(1262)37歳の時、尾張国木賀崎の長母寺(ちょうぼじ)(現名古屋市東区)にやって来ました。以来およそ50年間、長母寺住職として民衆への説法を行うかたわら、仏教説話などをいくつかの書物にまとめました。『沙石集』(「させきしゅう」ともよぶ)はその代表作で、書かれた当初から人気を博し、写本や版本がたくさん作られ、狂言や落語にも大きな影響を与えました。10月10日は長母寺開山忌、すなわち無住和尚の命日です。これにちなみ、無住和尚自筆の書3幅(重要文化財)と、『沙石集』の写本や版本を特別出品します。
 なお、9月24日には、名古屋市立大学において、説話文学会9月例会が開かれ、無住についてのシンポジウムが行われます。この展示は、説話文学会との共催事業です。

重要文化財 「無住道暁筆文書」から六祖偈(ろくそのげ) 鎌倉時代 3幅の内 長母寺蔵

重要文化財 「無住道暁筆文書」から六祖偈(ろくそのげ) 鎌倉時代 3幅の内 長母寺蔵

福助

  • 平成29年3月1日(水)~4月2日(日)

 福助といえば、大きな頭、裃(かみしも)と扇子、正座をした姿などの特徴が思い浮かびます。福をもたらすという伝承があり、縁起物として各地で様々な福助人形が生産されてきました。福助は、縁起の良いキャラクターとして、愛好されてきたのです。

 このたび、博物館では、200体以上の福助人形コレクションを受贈しました。コレクションには、北は東北から南は九州まで、各地の福助人形が含まれます。今回の話題のコーナー「福助」では、地域ごとに分けて、受贈した福助人形を展示します。

 一口に福助人形といっても、生産地や時代によって、表情や姿が異なります。様々な福助の姿をお楽しみください。

福助人形 館蔵

福助人形 館蔵