展示

フリールーム

布から眺める 古代アンデス

  • 平成30年10月10日(水曜)から12月2日(日曜)

※会期中資料保全のため展示替えを行います。

 1階展示室で行われる特別展「古代アンデス文明展」(10月6日から12月2日)に合わせて、2階常設展示室にて当館所蔵のインカ帝国期またはそれ以前のアンデスで作られた染織品を紹介します。
 アンデスでは、木綿や動物の毛を素材にして、じつにさまざまな織りや染めが行われ、独自の染織文化が培われていました。そこには他からの影響を受けずにこの地で熟成し発展をとげた表現をみることができます。それらの染織品は、身近にたくさんの表現であふれる今みても、きっと新鮮な感動を与えてくれるでしょう。ぜひ特別展とともにご覧いただき、アンデスの人々の多彩で豊かな表現をお楽しみください。

鳥が何かをくわえている模様が織られた茶色い布の写真

鳥模様裂 ナスカ文化(紀元前200年から紀元後650年頃)) 館蔵(松坂屋コレクション)
展示期間:11月13日(火曜)から12月2日(日曜)

不思議な模様が織られた茶色い布の写真

神像模様裂 ワリ文化後期(紀元後650年から後1000年頃) 館蔵(松坂屋コレクション)
展示期間:10月10日(水曜)から11月11日(日曜)