名古屋市博物館の概要
概要
名古屋市博物館は、名古屋市の人口200万人突破記念事業の一環として、昭和52年(1977)10月1日に開館した歴史系博物館です。名古屋を特徴づける歴史資料を中心に、収集資料は約2万4千件、27万点に達しています。
2階常設展「尾張の歴史」では、このうち約1千点の資料により旧石器時代から現代までのこの地方の歴史を紹介しています。また1階特別展示室では国内外の優れた文化遺産を紹介する特別展と、名古屋を中心とした尾張地域の歴史文化を掘り起こす企画展を年5~6回開催しています。あわせて講演会やワークショップなど様々な企画で皆様の御来館をお待ちしています。
また、市民の文化活動発表の場として、絵画・彫塑・書などを展示するギャラリー、演奏会・講演会などに利用できる講堂を併設しています。館の前景として日本庭園を配し、四季折々の景色をお楽しみいただくこともできます。
組織図
博物館の略歴
- 昭和48年(1973)12月 本館工事着工。
- 昭和52年(1977)3月 名古屋市博物館条例公布。
- 昭和52年(1977)4月 竣工、10月1日開館。
- 昭和53年(1978)10月 常設展「尾張の歴史-原始から現代まで」を開室。
- 昭和53年(1978)10月 名古屋市蓬左文庫と名古屋市豊清二公顕彰館を分館とする。
- 昭和53年(1978)11月 博物館法に基づく登録博物館となる。
- 昭和61年(1986)4月 文化財保護法に基づく国宝・重要文化財の公開指定館となる。
- 平成元年(1989)7月 常設展を全面改装。
- 平成3年(1991)5月 豊清二公顕彰館を秀吉清正記念館と改称
- 平成12年(2000)1月 オーストリア、ウィーン市歴史博物館(現 Wien Museum Karlsplatz)と姉妹館提携。
- 平成12年(2000)10月 公式ホームページを公開。
- 平成16年(2004)11月 蓬左文庫リニューアルオープン。
- 平成19年(2007)4月 ホームページを情報アクセシビリティに対応。
- 平成19年(2007)12月 総入場者数が2,000万人を達成。
- 平成26年(2014)4月 ホームページをリニューアル。
名古屋市博物館年報
名古屋市博物館及び、分館の蓬左文庫・秀吉清正記念館の年度ごとの活動と収集資料についてご報告します。No.36までの既刊分は市内の図書館等で閲覧できます。