分館などの展示
当館の分館。豊臣秀吉、加藤清正の生誕地に建つ歴史博物館です。
中村公園文化プラザ内(中村区)にあります。
当館の分館。尾張徳川家の旧蔵書を中心とした古典籍を公開する文庫です。
徳川美術館・徳川園(東区)と連携しています。
見晴台遺跡についての調査研究を行う考古学専門の博物館です。
見晴台公園(南区)にあります。
秀吉配下の武将で肥後国(熊本県)の領主にもなった加藤清正。史実と伝説とが織りなして 今に受け継がれている清正への思いを紹介します。
妙行寺清正公堂(中村区中村町)
江戸時代から明治にかけて、たくさんの合戦シーンの想像図が色鮮やかに表現されました。現代の秀吉・清正イメージにつながる躍動感ある姿を紹介します。
太閤記山﨑合戦ノ図 楊州周延画
秀吉清正記念館蔵
秀吉の出世物語を江戸時代の庶民に浸透させた『絵本太閤記』。秀吉生誕から信長の岐阜入城までの物語となった舞台の現在を、挿絵と並べて紹介します。
墨俣城模擬天守(岐阜県大垣市)
秀吉・秀長の兄弟主従は、時に共に戦い、また時に秀長が兄の代理として戦場に赴いたりもしました。西に東に、兄弟が戦った地を紹介します。
※11月10日(月曜)から11月25日(火曜)は館内点検のため臨時休館します。
賎ヶ岳古戦場(滋賀県長浜市)
強力な武田軍が大量の火縄銃に破れたことで有名な「長篠・設楽原の戦い」。実は信長・秀吉・家康が勢ぞろいした合戦でした。その詳細を紹介します。
火縄銃 国友重光作 秀吉清正記念館蔵
秀吉の親戚ともみられる清正は、少年のころから秀吉に仕え、粉骨砕身し続けた家臣でした。秀吉死後も遺児秀頼を見守りつつ亡くなった生涯を紹介します。
熊本城前の加藤清正像
将軍家との橋渡し役となり、尾張徳川家の繁栄の基礎を築いた千代姫の生涯を振り返ります。
重要文化財 純金香盆飾り
千代姫所用
徳川美術館蔵
大名・尾張徳川家に伝来した名刀のなかには、複数の天下人の手を渡り、戦乱をくぐり抜けてきたという輝かしいエピソードを持つ刀剣や、戦功や慶事の祝儀に贈られたという縁起の良いエピソードを持つ刀剣が数多くあります。刀剣の価値・重要性は、こうした由緒によって高められていきました。
本展では徳川美術館の所蔵刀剣・刀装を軸として、歴史に名を馳せた武将や大名ら由縁の品々を展示し、歴史的背景の面白さと、作品そのものの美しさの両側面から、刀剣の奥深い魅力を紹介します。
重要文化財 刀
銘 本作長義(以下略)
徳川美術館蔵
重要文化財 刀
銘 九州日向住国広作
天正十八年庚刁弐月吉日平顕長(号 山姥切)
公益財団法人 足利市民文化財団蔵
昭和10年(1935)、徳川美術館は名古屋で開館し、蓬左文庫は東京目白の尾張徳川家邸内に開館ののち、同25年に名古屋市に移管されました。ともに御三家筆頭であった尾張徳川家の収蔵品を守り伝える施設として、活動を続けています。
本展では、重要文化財を含む名品と、昭和から令和に至る90年の歩みを物語る関連資料を通して、徳川美術館と蓬左文庫の全貌を紹介します。
重要文化財
紫地葵紋付葵の葉文辻ヶ花染羽織(部分)
徳川美術館蔵
尾張徳川家をささえた家臣たちにスポットを当てて、彼らにまつわる歴史資料をもとにその実像に迫ります。
尾張家臣双六(部分)
徳川慶臧(尾張家13代)筆
徳川美術館蔵
神の鎮座地や祀る人々、そしてさまざまな祭りに注目し、日本人と神との関係をひもときます。
日光東照宮祭礼図巻(部分)
徳川美術館蔵
日本が世界に誇る古典籍“金沢文庫本”を有する金沢文庫と蓬左文庫両館が連携し、蔵書を守り伝えてきたあゆみを紹介します。
国宝 北条実時像(部分)
称名寺蔵(神奈川県立金沢文庫保管)
見晴台遺跡の発掘調査で出土した土器や石器を紹介しています。