展示

平成28年の特別展・企画展

企画展 採録 名古屋の衣生活 ~伝えたい記憶 残したい心~

2月11日(土)~3月26日(日)

 「衣服にまつわる昔のくらしを聞かせてください」。

 嫁入りに用意してもらった羽織、普段よく着た上っ張り、子どものために仕立てた着物、生業(なりわい)に合わせて作られた仕事着…。昭和初期生まれの名古屋の人たちが語る “衣”にまつわる話の数々。大量生産で豊富に衣服が手に入る以前のくらしを経験している人の話からは、人々の生きるための技や考え方を見つけることができます。名古屋でどのような衣生活が行なわれてきたか、その記憶を、博物館で長年集めてきた資料を通してみていきます。

「さまざまな記憶を伝える着物」 館蔵

「さまざまな記憶を伝える着物」 館蔵

終了した展覧会

特別展 アンコール・ワットへのみち インドシナに咲く神々の楽園

4月16日(土)~6月19日(日)

 9~15世紀にかけて現在のカンボジア内陸部を中心に巨大な勢力を誇った、アンコール王朝。その文化は、世界遺産アンコール・ワットをはじめとする、豪壮華美な石造寺院建築とヒンドゥー教、仏教の石造彫刻美術に代表されます。本展では、8世紀以前の小国乱立の時代(プレ・アンコール時代)から、神々が舞い降りた楽園ともいうべきアンコール・ワットが繁栄した時代までを、その彫刻美術でたどります。アンコール・ワットの前後の歴史を彩った遺跡群のほか、同時代のミャンマーやタイの彫刻美術についても紹介し、インドシナ半島の豊かな美術と歴史の世界に誘います。

「ブラフマー」(プレ・ループ様式/10世紀後半)個人蔵

「ブラフマー」(プレ・ループ様式/10世紀後半)
個人蔵

特別展 日伊国交樹立150周年記念 世界遺産 ポンペイの壁画展

7月23日(土)~9月25日(日)

 古代ローマ時代の西暦79年8月24日、イタリア南部のヴェスヴィオ火山が噴火、ポンペイなど周辺の都市は火砕流あるいは火山灰に飲み込まれました。この悲劇は一方で、都市まるごとを当時の姿そのままに閉じ込め、古代ローマ時代の豊かな暮らしぶりを知る手がかりとなっています。とりわけ邸宅や別荘をいろどった壁画は注目され、神話における神々の姿、あるいは風景や動植物など日常の世界をいきいきと描きだし、我々の目を惹きつけ離しません。

 今回の展覧会では、ポンペイ出土の壁画を中心に取り上げ、古代ローマの絵画世界にせまります。また当時の空間を再現して展示することで、当時の人々の生活を追体験していただきます。本邦初公開をふくむ見事な壁画が集まるまたとない機会、人生を謳歌した古代ローマ人の美意識をご堪能ください。

「赤ん坊のテレフォスを発見するヘラクレス」(後1世紀半ば) ナポリ国立考古学博物館蔵

「赤ん坊のテレフォスを発見するヘラクレス」(後1世紀半ば) ナポリ国立考古学博物館蔵
c ARCHIVIO DELL’ARTE - Luciano Pedicini / fotografo

開祖瑩山紹瑾禅師700回 二祖峨山韶碩禅師650回 遠忌記念
特別展 禅の心とかたち 總持寺の至宝

10月15日(土)~11月27日(日)

 諸嶽山總持寺(しょがくさんそうじじ)は、吉祥山永平寺とともに曹洞宗の二大本山のひとつです。鎌倉時代の禅僧、瑩山紹瑾禅師(けいざんじょうきんぜんじ 1268~1325)が元亨元年(1321)に能登国にあった諸嶽観音堂を曹洞宗の道場に改めた事に始まります。瑩山禅師は總持寺の二祖となった峨山韶碩禅師(がざんじょうせきぜんじ 1276~1366)をはじめとする門弟を多く養成し、曹洞宗の禅は全国に広がって行きました。そして、總持寺開祖である瑩山禅師は曹洞宗の太祖と呼ばれ、總持寺は曹洞宗の中核寺院として発展して大本山を名乗るようになりました。明治44年(1911)には神奈川県横浜市に移転し現在に至っています。
 本展は、瑩山禅師ならびに峨山禅師の遠忌を記念し、總持寺が所蔵する宝物を通じて、曹洞宗の禅を紹介するものです。あわせて、両禅師ゆかりの寺院からも特別出品されます。

重要文化財「峨山韶碩像」 大本山總持寺蔵

重要文化財「峨山韶碩像」 大本山總持寺蔵

天理大学創立90周年記念特別展 ギリシア考古学の父 シュリーマン
初公開!ティリンス遺跡原画の全貌

12月17日(土)~1月29日(日)

 ギリシャ神話の世界が名古屋によみがえる!?

 トロイ伝説の舞台となったミケーネ文明が実在したことを証明し、「ギリシャ考古学の父」と呼ばれるシュリーマン。彼が精力的に刊行した発掘調査報告書からは、ホメロスの叙事詩で読んだ古代ギリシア世界の実像を知りたい!そしてたくさんの人に知ってもらいたい!という情熱が伝わってきます。

 この展覧会では、発掘調査報告書『ティリンス』の貴重な原画を中心に取り上げ、波瀾万丈な人生を歩んだシュリーマンという人物の魅力と、彼が魅了された古代ギリシア世界、そして誕生したばかりの考古学について紹介します。

「図版XXⅢと図版XXⅣ.」(『ティリンス』原画) 天理大学附属天理参考館蔵

「図版XXⅢと図版XXⅣ.」(『ティリンス』原画) 天理大学附属天理参考館蔵

過去に開催した展覧会一覧

平成23年度~27年度
平成12年度~22年度
平成4年度~12年度
昭和59年度~平成4年度
昭和52年度~59年度