催し物

イベント

博物館では、手を動かして歴史や郷土の文化を体験するワークショップなどさまざまな催しをご用意しています。休館中の活動についても、現在計画中です。追ってお知らせいたします。

担当:学芸課 電話052-853-2655(土曜・日曜・祝日・年末年始を除く) ファックス853-8400
お問い合わせの折には、当館の電話番号をご確認いただき、お間違えの無いようご注意ください。
申し込みや参加にあたって特別なサポートが必要な方は、お知らせください。

休館中の活動

 名古屋市博物館はリニューアル改修に伴い令和5年10月1日(日曜)から令和8年度(予定)まで長期休館中です。休館期間中でも、調査研究や教育普及の活動は実施しております。またリニューアル開館に向けた計画等も進行中です。活動の内容は当ウェブサイトやSNSなどでお知らせします。

ロダン「考える人」が陸前高田市立博物館に旅立ちました

 長年、名古屋市博物館のロビーで来館者をお迎えしてきた、オーギュスト・ロダン作「考える人」。長期休館中は、友好館である岩手県の陸前高田市立博物館に貸し出されます。
 博物館では「考える人」の出発を前に写真撮影を行い、その後、長距離移動に備えて美術品専門の運送業者によって厳重な梱包が行われました。トラックには当館の学芸員が同乗し、名古屋から陸前高田まで3日間かけて輸送され、到着後の11月3日(金曜・祝日)には受入式が行われました。
 「考える人」は名古屋市博物館の再開までの約3年間、陸前高田市立博物館1階のエントランスで見ることができますので、ぜひお立ち寄りください。
 今回撮影した「考える人」の写真は、名古屋市博物館収蔵品データベースで公開していますので、こちらもご活用ください。
「考える人」像を撮影するカメラマン

出発前の撮影

「考える人」像の頭部に手を当てて点検する学芸員

輸送前の点検の様子

「考える人」像を白い布で巻いていく2人の作業員

「考える人」、梱包中

3人の男性によって幕が引かれ、姿を現した「考える人」像

受入式の様子(陸前高田市立博物館提供)

杉原千畝(すぎはらちうね)「命のビザ」の舞台 リトアニアのゆうべ in NAGOYA

 バルト海に面したリトアニア共和国は、名古屋ゆかりの杉原千畝(すぎはらちうね)が「命のビザ」を発行し、多くのユダヤ人を救った地として知られています。
 このたび名古屋市博物館では、同国の豊かな自然と文化を紹介するイベントを開催します。
 ぜひこの機会にリトアニア共和国の魅力に触れてください。

※博物館は現在、リニューアル改修のため休館中ですが、この日はイベントエリアのみ開場いたします。
 ただし駐車場はご利用できませんのでご注意ください。

 日時:令和5年(2023)11月4日(土曜) 午後4時00分~午後6時30分

 場所:名古屋市博物館 前庭・1階ロビー

 参加費:無料


リトアニアイベント

「もしも猫展」巡回情報

 令和4年夏に名古屋市博物館で企画開催した特別展「もしも猫展」が全国を巡回します。
 ぜひ、歌川国芳(うたがわくによし)らの楽しい作品を、何度でもお楽しみください。

 ※会場情報は随時追加していきます。

会場

No. 会場 会期 ウェブサイト

1

京都府京都文化博物館

〒604-8183 京都市中京区三条高倉

令和5年9月23日(土曜・祝日)
~11月12日(日曜)

2

新潟市美術館

〒951-8556 新潟市中央区西大畑町5191-9

令和6年4月13日(土曜)
~6月2日(日曜)

収蔵品データベース

 当館所蔵の資料を検索できます。

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はくぶつかん講座

 令和5年度の回はすべて終了しました。令和6年度は別施設で開催する予定です。

 決まり次第当ウェブサイトやSNS、チラシなどでお知らせします。

博物館だより

 休館中も年2回(4月1日と10月1日)発行いたします。

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学校連携事業

 名古屋市博物館では、休館中も地域の学校等と連携した教育普及事業を行っています。

  出前歴史セミナー

  なごやのうつりかわり

  職場訪問・職場体験

  博物館実習

活動の様子:「出前歴史セミナー」/「職場訪問・職場体験」

(※応募多数により、今年度の募集は終了しています。)

 「出前歴史セミナー」では、学芸員が小中学校に出向いて名古屋の歴史や文化を紹介し、博物館から持参した実物の資料に触れるなど、ひと味違った歴史学習を行います。今年度は、「愛知のまつりとからくり人形」「合戦における火縄銃」「名古屋の古墳博士になろう」「東大寺に行くナラ」の4種類のプログラムを行っています。セミナーでは、実物の火縄銃などにふれたり、大仏の手の大きさのシートに乗るなど、歴史を身体で体感します。参加した生徒は、からくり人形の動かし方に試行錯誤したり、初めて持った火縄銃の重さに驚いたりしながら、博物館ならではの資料を使った体験学習を楽しんでいました。
実物の火縄銃を持つ生徒と持ち方を指導する学芸員

出前歴史セミナー「火縄銃」

実物のからくり人形と、からくり人形が乗る山車のパネルを見せる学芸員と、それを見上げる生徒

出前歴史セミナー「からくり」

 「職場訪問・職場体験」では、中高生が名古屋市博物館に来館し、バックヤードツアーに参加して博物館の裏側を見学したり、博物館で働く人にインタビューを行いながら、博物館の仕事を学びます。また、イベント運営の補助や、資料の取扱いを学ぶなど、学芸員の普段の仕事を実際に体験したりもします。
ディーゼル発電機の前で、技師から説明を聞く二人の生徒

職場体験・バックヤードツアーの様子

道具を使って掛軸を掛ける生徒と、その様子を見守る生徒と学芸員

職場体験・掛軸の取扱いを学ぶ実習生

博学連携事業

(1)駒方中学校(昭和区)
 令和5年(2023)9月14日(木)、駒方中3年生77名に向けて学芸員による授業を行いました。学芸員があらかじめ担当の先生と打合せを重ねた結果、単元「現代社会の特色と私たち」内の授業として、「豊かなくらし」とは何かを考える内容にまとまりました。当日は、たらいや洗濯板、さまざまな素材の着物などを持参し、生徒たちが昔の暮らしを体験しながら、それぞれの時代の豊かなくらしを考える機会としました。
(2)汐路小学校(瑞穂区)
 令和5年(2023)10月11日(水)、学芸員がゲストティーチャーとして学校を訪問し、汐路小6年生137名に向けて「室町文化に親しむ」と題した授業を行いました。室町時代の文化が今も残ること、昔の文化に興味を持つこと、そして文化を残していくことについて、具体的な作例を交えながらお話をしました。絵画作品の細かいところをじっくり見たり、熱心にクイズに取り組んだりする姿がみられました。
体育館でお話を聞く多くの児童たち
(3)昭和区の小学校
 令和5年(2023)11月10日(金)、小学6年生の児童たちが社会科の授業で作成したポスター9点に、学芸員がコメントを寄せました。織田信長と豊臣秀吉について、それぞれ関心を持ったテーマに焦点をあてて調べ、まとめあげた力作です。どれも見る人が分かりやすく学べるよう工夫がこらされており、思わず目を見張りました。ぜひこれからも名古屋に住んでいるからこそ学べることを探し、見つけてもらいたいと思います。
さまざまな資料を前に先生と学芸員が話し合う様子

貸出キット

 休館中も当館の歴史資料にちなんだ貸出キットを計画中です。詳細が決まり次第、お知らせします。

名古屋市博物館サポーターMARO(マロ)によるイベント

「MARO(マロ)」とは、大学と博物館の連携により地域の活性化を目指す名古屋市立大学公認団体です。2011年の発足以来、イベントを名古屋市博物館の協力のもとで企画から運営まで行っています。

令和5年のイベント「どえりゃあ気になる名市博-あなただけの“推し展(おしてん)”に出会おう!-」

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  •  令和5年1月4日(土曜)から弥生時代の女の子たちによる「やよい女子トーク」を配信しています。その後は「もしもトーク」「まろいぬが行く!」と続きます。

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  •  令和5年1月9日(月曜・祝日)から兎形手焙などを紹介する「かわいいもの特集」を配信しています。その後は「使い方がわからないもの特集」「昭和レトロ特集」「形が面白いもの特集」「教科書で見たことがあるもの特集」と続きます。

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  •  令和5年1月14日(土曜)から、Twitter、Instagramでの内容をさらに深掘りした「かわいいもの特集」を配信しています。