催し物

平成30年度 はくぶつかん講座

当館の学芸員が講師をつとめる講座です。最新の研究成果や、ちょっとユニークな話題などをお話しします。

各回10時30分開講(10時開場)。
博物館1階展示説明室にて、聴講無料。定員当日先着100名。
手話通訳、要約筆記などのサポートをご希望の方は、2週間前までにご相談ください。

第1回 4月21日(土) 文人の交流―野口道直の還暦祝いを中心に―

漢詩や書画をたしなむ文人たちは、寄り集まって、一つの作品を作りあげていくことを楽しんでいました。今回は、『尾張名所図会』編纂の立役者野口道直の還暦祝いの折りに作られた書画を中心に紹介します。

(学芸員 星子桃子)

第2回 5月3日(木) 博物館行きから活きへ~魅惑のコレクション~

博物館のコレクションは、集めるだけでなく、調べ、活かすことで、この地域の歴史や文化を伝える大切な源となっています。企画展「博物館イキ!」の展示内容を紹介しながら博物館のコレクションの魅力に迫ります。

(学芸課長 瀬川貴文)

第3回 6月16日(土) 秀吉の鷹狩り

秀吉は天下統一後の天正19年(1591)に尾張・三河地域で「大鷹野」と呼ばれる大規模な鷹狩を開催しました。秀吉にとっての鷹狩とはどんなものだったのか、天正19年の「大鷹野」を中心にご紹介します。

(学芸員 岡村弘子)

第4回 7月7日(土) 有松鳴海絞り

嵐絞りは伝統的工芸品である有松鳴海絞の技法の一つです。明治に入り鈴木金蔵氏が考案しました。ざあざあと降る雨が風で自由にうねる嵐を思わせる模様の着物とともに、その歴史や技法にせまります。

(学芸員 佐野尚子)

第5回 7月28日(土) 北斎漫画と永楽屋

江戸時代後期の浮世絵師、葛飾北斎の代表作『北斎漫画』は名古屋の版元永楽屋東四郎と江戸の版元角丸屋甚助から出版されています。名古屋の出版事情を交えながら、その魅力をお伝えします。

(学芸員 津田卓子)

第6回 8月18日(土) 陸軍特別大演習

大正2年(1913)名古屋市街地の周辺を舞台に、天皇の統監のもとで行われた一大イベント「陸軍特別大演習」を、当時の市会議員の残した資料などをもとにお話します。

(学芸員 加藤和俊)

第7回 9月22日(土) 伊勢湾台風

東海地方を襲った伊勢湾台風から59年。写真資料の撮影情報の特定や、被災・復興に関わるナマの資料など、近年当館が進めている収集・調査活動の成果をご紹介します。

(学芸員 鈴木雅)

第8回 11月24日(土) 尾張の円筒埴輪

古墳時代の尾張には、他地域にはない独自の特色を持つ円筒埴輪がありました。名古屋市内の出土品を中心にして、円筒埴輪の観察からわかる、尾張ならではの先進的な窯業技術や独特の価値観をご紹介します。

(学芸員 藤井康隆)

第9回 12月1日(土) 伊勢湾奥部の漁業資料

遠浅の伊勢湾の中でも特に浅い湾奥部の環境について、古地図などの資料を使って確認します。そして、その環境の中で行われた漁業の特徴について、名古屋港付近で使用された漁具資料を紹介しながらお話しします。

(学芸員 長谷川洋一)

第10回 1月5日(土) 浮世絵の楽しみ

浮世絵への接し方は人それぞれ。風俗史や歴史の資料として意義を見いだしたり、美術品として鑑賞する人もいます。講座では、人気絵師の作品のどこが人気なのかをさぐり、自分自身の楽しみ方を探すよすがとします。

(副館長 神谷浩)