催し物

平成29年度 はくぶつかん講座

当館学芸員を中心とした講師が、尾張の歴史に関する研究成果や、名古屋市博物館を活用する豆知識をお伝えする講座です。

各回とも午前10時30分開始(10時開場)
   ※今年度から午前中になりましたので、ご注意ください。
博物館1階展示説明室にて 聴講無料 各回当日先着100名
講師は名古屋市博物館学芸員・調査研究員
手話通訳、要約筆記などのサポートをご希望の方は事前にお知らせ下さい。

(1)5月13日(土) 鳥とのつきあい コロニー活用術

とり年のバードウィーク(5月10日から16日)に野鳥と人とのかかわりを、江戸時代の事例を中心に考えてみましょう。

(学芸員 佐野尚子)

(2)6月10日(土) 尾張の円山四条派

江戸中期、写生を重視する迫真的描写で人気を博した画家・円山応挙。その影響は、当地域にも及びました。月僊、月樵という二人の画家を中心に、尾張の円山四条派を紹介します。

(学芸員 横尾拓真)

(3)7月 1日(土) 関ヶ原直前における石田三成の戦略構想

慶長5年(1600)7月、三成と家康の軍事的対立が決定的になりました。三成はどのようにして家康を倒そうと考えていたのでしょうか。三成が盟友の真田昌幸にあてた密書などからさぐっていきたいと思います。

(学芸員 種田祐司)

(4)7月29日(土) 名古屋市博物館の俳諧コレクションから 芭蕉と也有

『鶉衣(うずらごろも)』の著者として知られる名古屋の俳人横井也有は、松尾芭蕉の影響を受けつつ、独自の文学世界を作り上げました。二人の作品を真筆で鑑賞します。

(学芸員 山本祐子)

(5)8月26日(土) 戦時下のこどもを取り囲んだモノ

終戦までの約10年、「少国民」と呼ばれた子どもたち。軍に親しみ、「銃後」生活に耐えよとばかりに、社会は親も巻きこんで彼らを育成しようとしました。そんな彼ら少国民を、幼少期から取り囲んでいた品々についてお話しします。

(学芸員 加藤和俊)

(6)9月23日(土) 寄り合い書きを考える

「寄り合い書き」とは、1つの書作品を複数人で分担して書写することです。寄り合い書きによって生み出された名品に見える筆跡から、当時の書風の流行や、作品の制作背景などを探っていきます。

(学芸員 星子桃子)

(7)10月28日(土) 東アジア歴史遺産へのまなざし

明治~昭和の名古屋に所縁の人々が東アジアの歴史遺産とどのように向き合ってきたか、その関心と熱意のまなざしを、研究者の調査記録や愛好家の収集資料をもとに読み解き、人々の興味深い活動のようすをお話します。

(学芸員 藤井康隆)

(8)11月11日(土) ええじゃないか150年 

いまから150年前の慶応3年(1867)に、空から降ってきたお札を祀って大騒ぎとなったのが「ええじゃないか」です。お鍬祭りといった「ええじゃないか」に関連する祭礼や地域との連携事業も紹介します。

(学芸員 武藤真)

(9)12月16日(土) 天正18年小田原合戦と尾張

豊臣秀吉が後北条氏攻略のために関東へ出陣した「小田原合戦」には、実は尾張地域も大きく関わっていました。この時期尾張で何が行われていたのかを探り、秀吉の大規模出兵を支えたものを紹介します。

(学芸員 岡村弘子)

(10)3月10日(土) 浮世絵が好き

名古屋市博物館の浮世絵コレクションは、尾崎久弥氏と高木繁氏による収集品が核となっています。愛好家にとどまらず研究者となった彼らの浮世絵への情熱を、作品の見どころとともにご紹介いたします。

(学芸員 津田卓子)