催し物

平成31年度 はくぶつかん講座

 当館の学芸員・調査研究員が講師をつとめる講座です。最新の研究成果や、ちょっとユニークな話題などをお話しします。

各回10時30分開講(10時開場)。
博物館1階展示説明室にて、聴講無料。定員当日先着100名。
手話通訳、要約筆記などのサポートをご希望の方は、2週間前までにご相談ください。

第1回 6月1日(土曜) 中近世の石造物

 寺社や街中などで見かける石碑や石塔は、歴史を伝える貴重な資料の1つです。尾張の石造物を中心に、石造物の形や細部の特徴、刻まれた文字など石造物の見方を紹介しながら、造られた時代や背景、意図について探ります。

(学芸員 西澤光希)

第2回 8月10日(土曜) 有松・鳴海絞りアフリカへ行く

 昭和23年頃有松・鳴海絞りはアフリカのコンゴに絞り製品を輸出していました。当時の様子を知る方の聞き書きとともに、戦後直後の絞り産業について紹介します。

(学芸員 佐野尚子)

第3回 9月7日(土曜) 源氏物語絵巻 桐壺

 当館所蔵の「源氏物語絵巻 桐壺」(江戸時代初期成立)は、『源氏物語』桐壺帖を28図に渡って描いた珍しい作品です。作品の見どころと研究成果を紹介します。

(学芸員 藤田紗樹)

第4回 11月2日(土曜) 大口周魚(おおぐちしゅうぎょ)とその周辺

 大口周魚(1864年から1920年)は、名古屋出身の歌人・書家・日本書道史研究者です。上京後も阪正臣や青木穠子といった中京地区出身の人物らと常に交友を深めながら活動していました。館蔵品から周魚の研究姿勢と周辺人物との関わりを紹介していきます。

(学芸員 星子桃子)

第5回 11月30日(土曜) 石槍をつくる

 石を打ち欠いてつくる打製石器の表面には打ち欠かれた痕跡が残っています。その痕跡をていねいに観察すると作りかたを知ることができます。常設展示に展示している石槍がどのように作られたのかを見ていきます。

(調査研究員 川合剛)

第6回 1月11日(土曜) 秀吉の朝鮮出兵(文禄の役)と尾張

 天正20年(1592年)3月、秀吉による第一回目の朝鮮出兵、文禄の役がはじまりました。この間、尾張国では領主秀次による様々な政策が行われ大きな変化がありました。古文書をひもとき、文禄の役の影響、当時の尾張の様相を探ります。

(学芸員 羽柴亜弥)

第7回 2月8日(土曜) 潟の文化

 名古屋の南に広がる海は、昭和の初めころまで河口部に干潟が広がる浅海の海でした。この特徴的な環境の中で行われた漁業や遊びに注目し、「潟の文化」という地域の特色を探ります。

(学芸員 長谷川洋一)

第8回 2月29日(土曜) 有松絞と浮世絵

 有松絞りはどのように描かれてきたのでしょうか。江戸時代に制作された、歌川広重、小田切春江らによる浮世絵をご紹介しながら、その様相をひもといていきます。

(学芸員 津田卓子)