展示

13 近代のくらしと文化

明治維新後、洋風の衣服・食品・建物などが取り入れられるが、生活の大部分は、なお伝統的な様式によっていた。明治後期になると産業革命によって、名古屋など都市に工員や事務員の俸給生活者が生まれ、彼らを中心に近代化した生活様式が普及してきた。また、学制によってすべての国民が教育を受けるようになった。

近代のくらしと文化展示風景

13-1 新しい生活様式

欧米文化の取り入れにあたっては、当初珍妙な風俗も見られたが、次第に我が国の生活に合わせる余裕も生じてきた。明治中頃には鉄道・道路・電気が整備され、生活の様子も変わる。都市への人口集中が激しくなる。俸給生活者を中心に洋服の着用、洋室を備えた住居、洋風の食事などが一般化し始め、和風様式に洋風を加えた生活様式が定着してきた。
現在は小学校3年生の社会科学習にあわせた展示内容となっています。

台ランプ 電灯のかさ(だいらんぷ でんとうのかさ)

台ランプ 電灯のかさ
(だいらんぷ でんとうのかさ)

13-2 教育

明治5年(1872)、学制の発布によって、小学校が義務教育となった。当初就学率は低かったが、明治末には95%をこすまでになった。義務教育年限は、明治19年の学校令により3年が4年に、さらに6年になった。教科書は、当初は各学校が自由に選択していたが、学校令で検定制度が導入され、明治36年には国定教科書しか使えなくなった。