

特別展 やなせたかし生誕100周年記念 やなせたかしとアンパンマン展

アンパンマンの生みの親・やなせたかし(1919生まれ、2013年没)は、漫画家、詩人、イラストレーター、絵本作家など、多岐にわたって活躍しました。本展ではやなせの生誕100周年を記念し、彼の多彩な創作活動の歩みを、「アンパンマン」など代表作の絵本原画やタブロー画、創作活動の原点とも言える漫画や、30年間編集長をつとめた雑誌『詩とメルヘン』の表紙原画などから辿ります。やなせの温かい人柄やその人生観に、作品を通して触れてみてください。大人から子どもまで楽しめる展覧会です。この冬、親子ではじめての展覧会デビューをしませんか?
| 展覧会名称 | 
												 特別展「やなせたかし生誕100周年記念 やなせたかしとアンパンマン展」  | 
										
|---|---|
| 会期 | 
												 令和2年(2020)1月25日(土曜)から3月29日(日曜)  | 
										
| 休館日 | 
												 毎週月曜日(祝休日の場合はその直後の平日)、第4火曜日  | 
										
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												 開館時間  | 
											
												 9時30分から17時(入場は16時30分まで)  | 
										
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												 会場  | 
											
												 名古屋市博物館1階 特別展示室・部門展示室  | 
										
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												 主催  | 
											
												 名古屋市博物館、中京テレビ放送  | 
										
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												 協賛  | 
											
												 フジパングループ本社株式会社  | 
										
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												 協力  | 
											
												 公益財団法人やなせたかし記念アンパンマンミュージアム振興財団、やなせスタジオ、フレーベル館、名古屋アンパンマンこどもミュージアム&パーク  | 
										
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												 公式サイト  | 
											
												 https://www.ctv.co.jp/event/yanasetakashi/  | 
										
| 一般 | 高大生 | 
											 小中生  | 
									
|---|---|---|
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											 1,300円(1,100円)  | 
										
											 900円(700円)  | 
										
											 中学生以下無料  | 
									
本展では障害者等割引観覧券をローソンチケットにて販売します。
(Lコード=42349 令和2年3月29日[日曜]15時30分まで販売)
| 当日券 | 
											 障害者等割引観覧券  | 
									|
|---|---|---|
| 
											 一般  | 
										
											 1,300円  | 
										
											 650円  | 
	
									
| 
											 高大生  | 
										
											 900円  | 
										
											 450円  | 
	
									
下記の各展覧会観覧券(半券可)のご提示で特別展「やなせたかしとアンパンマン展」の当日料金を100円割引いたします。
また、同様に「やなせたかしとアンパンマン展」の観覧券(半券可)で下記の各展覧会を当日料金の100円割引でご覧いただけます。
いずれも1枚につき1名様のみ有効で、他の割引制度との併用はできません。
2020年1月3日(金)~3月15日(日)
愛知県美術館
2020年1月8日(水)~3月1日(日)
名古屋市美術館
 やなせは1953年にフリーの漫画家としてデビューします。初期には広告漫画や成人雑誌、新聞への連載漫画を多く手掛けていました。これらの漫画には台詞が全くありません。世界共通で笑える漫画を目指したのです。やなせが「パントマイム漫画」と呼ぶこれらの漫画は、彼の原点と言えるでしょう。
	 本章ではやなせのユーモアとウィットに富んだ漫画作品を紹介します。

「ボオ氏 ブランコの巻」 ©やなせたかし
※「ボオ氏」の展示は、本サイトに1月31日まで掲載していた「ボオ氏(正式タイトル不詳・切り株のレコードのお話)から「ボオ氏 ブランコの巻」に変更します。

メイ犬BON「なげいれ流生け花」 ©やなせたかし
 やなせは詩人やイラストレーターとしても精力的に活動しました。誰にでもわかる、やさしい言葉でうたったやなせの詩は、多くの人の共感を呼びました。また、どこか幻想的で、抒情的な雰囲気が漂うイラストは、その作風の幅広さに驚かされます。
 本章では、やなせが手がけた詩とイラストを紹介します。また自身の人生体験を描いた作品から、その人となりにも迫ります。
									シェエラザード ©やなせたかし
									創刊☆はじめて世にでる春の号 『詩とメルヘン』1973年4月創刊号 
©やなせたかし
								絶望のとなりに ©やなせたかし
 1965年、やなせははじめて子ども向けの絵本を描きます。絵本の2作目となる『やさしいライオン』は、母犬と仔ライオンの種を越えた親子の愛情物語が多くの人々の心を捉え、その後数々の絵本の出版依頼がくるきっかけの作品となりました。
 『やさしいライオン』を中心に、やなせの絵本原画を紹介します。
								『やさしいライオン』フレーベル館、1975年 ©やなせたかし
 1969年、大人のためのメルヘン集のなかでひっそりと産声をあげたアンパンマンは、1973年に幼児向けの絵本として発表されると、大人たちの間では不評だった一方、子どもたちの心をつかみ、大人気となりました。
 国民的キャラクターとなったアンパンマンはどのように誕生したのか?そのひみつを紹介します。
								『あんぱんまん』フレーベル館、1976年 ©やなせたかし
								『アリスのさくらんぼ』「飛べ!アンパンマン」サンリオ、1973年 ©やなせたかし
 1996 年7 月、故郷である高知県香美郡香北町(現香美市)に「やなせたかし記念館アンパンマンミュージアム」が開館しました。やなせは展示室に飾るために、アンパンマンたちのタブロー画の制作をはじめます。アクリル絵具で描かれたやさしいタッチの作品は、1 枚1 枚がまるでストーリーを想像しながら楽しめる絵本のようです。
 大きなキャンバスに広がるアンパンマンの世界をお楽しみください。
									顔をあげるアンパンマン ©やなせたかし
									木の下の4人 ©やなせたかし
当日先着220 名、聴講無料。
聴講整理券は、当日9時30分より展示会場入口にて先着順に配布(1名につき1枚のみ)。一般・高大生は聴講整理券の受け取りに、本展の観覧券(観覧済み半券可)の提示が必要。
当日先着100 名、聴講無料。
当日先着100 名、聴講無料。
※時間や回数は混雑状況によって変更する場合があります。
※撮影可能。(撮影用カメラはご持参ください)
※関連事業等で、手話通訳・要約筆記など特別なサポートを必要とする方は、当日の2週間前までに名古屋市博物館(TEL:052-853-2655 FAX:052-853-3636)までご相談ください。
本ページに掲載している画像はすべて、(公財)やなせたかし記念アンパンマンミュージアム振興財団所蔵です。