展示

特別展

名古屋めしのもと

名古屋めしのもと

 みそかつ、みそ煮こみうどん、きしめんなどの「名古屋めし」は、日本中から注目を集め、とても人気があります。そんな名古屋の食文化の特色を探るため、今回の特別展では、名古屋めしの「もと」に注目します。

 前半では名古屋めしの素(もと)となる豆みそ・たまりしょうゆを特集します。後半では、ハレの日の食事、屋台や喫茶店のような外食文化、学校給食など、名古屋めしが登場する以前からつづく多様な食文化を紹介します。

 本展では準備調査として、来館者に向けて食文化のアンケートを実施してきました。また、展示資料の出品者をはじめ、愛知県味噌溜醤油工業協同組合、瑞穂通商店街、名古屋市立大学のみな様から多大なご協力、ご助言をいただいています。

観覧料

一般 高大生 中学生以下
800(600)円 600(400)円 無料

・(  )内は20名以上の団体料金。

・名古屋市交通局の一日乗車券、ドニチエコきっぷを利用してご来場の方は100円割引。

・身体等に障害のある方は、手帳の提示により、本人と介護者2名まで当日料金の半額。

・各種割引は重複して利用していただくことはできません。

会期 平成27年12月12日(土)~ 平成28年2月14日(日)
休館日 月曜日(祝日の場合は直後の平日)、毎月第4火曜日、年末年始
(12/14・21・22・28-31、1/1-4・12・18・25・26、2/1・8)
開館時間 午前9時30分-午後5時(入場は午後4時30分まで)
主催 名古屋市博物館 中日新聞社 日本経済新聞社 テレビ愛知
協賛 東邦ガス株式会社 キッコーナ株式会社
協力 寿がきや食品株式会社

展示構成

序章 名古屋めしと名古屋の食文化

 豆みそやたまりしょうゆ、ウナギやエビ、名古屋コーチン、きしめんなど、むかしから伝えられ、現在につながる名古屋めしやその素材を紹介します。

名古屋みそたまり販売店図 名古屋市博物館蔵

名古屋みそたまり販売店図 名古屋市博物館蔵

第1章 名古屋めしの素(もと)

 みそかつ、みそ煮込みうどん、ひつまぶし、きしめんなど、名古屋めしの多くには、豆みそとたまりしょうゆが使われています。名古屋めしの素といえる2つの特徴的な調味料を紹介します。

1-1 豆みそとたまりしょうゆ
名古屋めしの素はどのようにして造られる?

 江戸時代から伝わる製法を描いた絵巻物、醸造に使われた道具、むかしの写真、現在の工場を取材した映像記録など様々な資料をもとに、豆みそとたまりしょうゆの醸造の工程を紹介します。

醸造絵巻(部分) キッコーナ株式会社蔵

醸造絵巻(部分) キッコーナ株式会社蔵

豆みそ・たまりしょうゆを造る道具 合名会社中定商店(醸造伝承館)蔵

豆みそ・たまりしょうゆを造る道具
合名会社中定商店(醸造伝承館)蔵

1-2 みそたまり店のしくみ
みそやしょうゆはどんなところで買った?

 数十年前までは注文に応じて必要な量を販売するはかり売りの店も多く、商品のみそやしょうゆは現在よりも身近なところにありました。名古屋にあった2軒の店をとり上げ、明治から平成までのみそたまり店のしくみを紹介します。

豆みそやたまりしょうゆの価格表(昭和15年) 名古屋市博物館蔵(井桁芳資料)
たまりしょうゆのはかり売り 名古屋市博物館蔵(山英商店資料)

豆みそやたまりしょうゆの価格表(昭和15年)
名古屋市博物館蔵(井桁芳資料)

たまりしょうゆのはかり売り
名古屋市博物館蔵(山英商店資料)

第2章 名古屋の食文化事典

 もともと名古屋にあって、名古屋めしが登場する以前からつづく多様な食文化を紹介します。

2-1 ハレの食事の地域色
おぞう煮の中身は? すしの種類は?

 祭りの日のすし、正月のぞう煮などから、特別な日の食事の地域差を探ります。また、デパートのお節料理やクリスマス行事などから時代差を明らかにします。

サバずし(守山区中志段味) 野田雅子氏調理
押しずしを作る道具 名古屋市博物館蔵

サバずし(守山区中志段味) 野田雅子氏調理

押しずしを作る道具 名古屋市博物館蔵

2-2 名古屋の外食文化
名古屋にも屋台が?

 明治以降の外国料理、盛り場のカフェーや屋台、食堂や喫茶店など、名古屋のような大都市では様々な外食文化が発達しました。なつかしの屋台、現在もみられる喫茶店、特徴的な名古屋の外食文化を紹介します。

広小路の屋台(昭和39年) 名古屋タイムズアーカイブス委員会蔵

広小路の屋台(昭和39年) 名古屋タイムズアーカイブス委員会蔵

カフェーのチラシ 名古屋市博物館蔵

カフェーのチラシ 名古屋市博物館蔵

2-3 なつかしの食生活
50年前の食卓は?

 カレー・ケチャップやソース・ジュースやお菓子など、今では当たり前になった食品の容器や広告、台所や食卓の変化から、なつかしの食生活を振り返ります。

カレールーの容器など 北名古屋市歴史民俗資料館蔵
菓子の箱やふろく 名古屋市博物館蔵

カレールーの容器など 北名古屋市歴史民俗資料館蔵

菓子の箱やふろく 名古屋市博物館蔵

2-4 名古屋の給食
名古屋の学校給食はいつから?

 給食のはじまり(昭和7年)、ミルクとおかずの完全給食(昭和25年)、脱脂粉乳から生牛乳(昭和45年)、米飯導入(昭和55年)。各時代の献立や給食サンプルとともに、思い出の学校給食へタイムスリップ!

学校給食の食品サンプル 愛知県学校給食会蔵

学校給食の食品サンプル 愛知県学校給食会蔵

学校給食の献立(昭和26年) 名古屋市学校保健課蔵

学校給食の献立(昭和26年) 名古屋市学校保健課蔵

終章 名古屋の食文化のイメージ

名古屋の名物といえば?

 以前の名古屋名物、現在の名古屋めし、現在までの食文化のイメージのうつり変わりを紹介します。

「でらうま」認知 名古屋フード首都席巻 名古屋タイムズ平成17年5月26日号

名古屋タイムズ平成17年5月26日号

関連事業

①講演会 「味の独立王国 名古屋」12/12(土)14:00から

 講師:野瀬泰申氏(日本経済新聞社 特別編集委員)

②座談会「名古屋の食文化の特色」1/23(土)14:00から

 講師:伊藤良吉氏/津田豊彦氏/野地恒有氏(以上民俗学)、野田雅子氏/阪野朋子氏(以上調理学・栄養学)

 ①②は、講堂にて、参加費無料、当日受付(12:30から整理券配布、13:30開場、先着220名)

③展示説明会 「変わる?変わらない? 名古屋の食文化」1/9(土)14:00から

 講師:当館学芸員 展示説明室にて、参加費無料、当日受付(13:30開場、先着100名)

④食品サンプル体験 パフェを作ろう ※事前申込

 12/19(土)10:00から、14:00からの2回、講師:(有)旭食品サンプル製作所

⑤しょうゆ・みそものしり博士 ※事前申込

 1/16(土)・30(土) 10:00から(豆みそ) 13:00から(たまりしょうゆ)

 協力 愛知県味噌溜醤油工業協同組合

 ものしり博士と豆みそ・たまりしょうゆのフシギを学びます。

 ④⑤は展示説明室にて、小中学生が対象

■④⑤事前申込の方法(小中学生が対象です)

  • 往復はがき、または名古屋市電子申請サービス(1度に2名まで申し込みできます)
  • *多数の場合は抽選 *希望日時を必ずお書きください。 *⑤は午前と午後で内容が異なります。
  • 申込期間:④11/7~11/29、 ⑤1/16(土)は12/1?12/20、1/30(土)は12/18~1/5
  • 定員:④各回25人、⑤各日各回30人  参加費:④1人1000円、⑤無料
  • *⑤の申込期間は、チラシでは1/4までとなっていますが、メンテナンスのため、1/4は電子申請サービスをご利用できませんので、1/5までを申込期間とさせていただきます。
⑥みそ汁試飲会

 各日11:30から12:30まで(先着100食) ガス機器提供(東邦ガス株式会社)

 1/16(土)・30(土) 協力 愛知県味噌溜醤油工業協同組合

 1/23(土)・2/6(土) 協力 キッコーナ株式会社

 正面玄関前にて、参加費無料

名古屋みそたまり販売店図 名古屋市博物館蔵

販売促進用の幕
愛知県味噌溜醤油工業協同組合制作
合名会社中定商店(醸造伝承館)蔵

⑦これ たべてみや~マップ(展覧会場で配布)

 制作 名古屋市立大学名古屋市博物館サポーターMARO

 MAROが御案内!博物館周辺のグルメマップを配布。

⑧あつめて分かる 食文化の地域色

 雑煮の中身は?すしの種類は? みな様の思い出をお聞かせください。情報は随時更新します。

⑨学校給食 人気・苦手ランキング

 好きだった給食、苦手だった給食、思い出をつのり給食ランキングを発表します。

⑩名古屋めしクイズラリーにチャレンジ

 名古屋めしのひみつをといて、ゴールを目指そう!