博物館の自己紹介

館長あいさつ

名古屋市博物館 館長 近藤善紀

男性の顔写真

 令和6年6月より名古屋市博物館長に就任いたしました近藤です。
 どうぞよろしくお願いいたします。
 
 令和5年4月1日より博物館法が改正され、博物館資料のデジタル・アーカイブ化や地域との連携・協力による地域活力の向上への寄与が努力義務化されました。
 また、アジア・アジアパラ競技大会の開催などを契機に、本市における人的交流はますます活発となり、文化・観光の拠点として本館の果たす役割はより一層大きくなっていくものと考えております。
 
 こうした中、開館から45年以上が経過し、施設の老朽化に加え、収蔵庫や展示スペースの不足など、多くの課題を抱えていたことから、令和4年3月に「名古屋市博物館の魅力向上基本計画」を策定し、この計画に基づいた大規模なリニューアル改修を実施いたします。
 
 リニューアル改修のため令和5年10月1日から長期の休館に入りましたが、休館前最後の特別展である「水木しげるの妖怪 百鬼夜行」展は入場者数が7万人を超え、休館セレモニーにおいても会場の1階ロビーにあふれるぐらいのお客様にお越しいただきました。
 このような皆様の愛情や期待に応えられるよう、「名古屋の歴史文化から未来をつくる」をコンセプトに、市民や来館者の学習の意欲・関心を高めるとともに、誰にでも親しまれ楽しんでいただけるさらに魅力ある博物館を目指して、機能強化を図ってまいります。
 
 新しく生まれ変わる博物館にぜひともご期待いただき、リニューアル後のご来館を心よりお待ちしております。