学芸員紹介
名古屋市博物館の学芸課では、様々な知識を持った学芸員が研究・展示・教育などの事業に励んでいます。また、文化財専門のカメラマン、学校現場と博物館との連携を強めるための教員経験者や広報担当職員も所属しています。
文書・典籍 専門:近世祭礼・見世物
「ええじゃないか」やおかげまいり、祭礼文化など、民衆史を中心に取り組んでいます。また、博物館や資料を資源として地域とともに活用していく活動に関心を持っています。
考古 専門:古墳時代
見晴台考古資料館、文化財保護室(現文化財保護課)を経て、令和6年4月より博物館に勤務することとなりました。古墳時代の大刀、尾張の古墳時代などについて研究しています。博物館業務に従事するのは初めてとなりますが、子どもから大人まで楽しめる展示を目指して精一杯頑張ります。
美術・工芸 専門:仏教美術・郷土の画家
お寺を調査して仁王像の肩に登ったり、取り壊し前の旧家の土蔵から屏風を探し出したりしています。調査をさせていただける機会があれば、お気軽に声をかけてください。
美術・工芸 専門:近世絵画・浮世絵
江戸時代における名古屋の画壇を、当時の出版事情もあわせて探っていきたいと思っています。また館蔵の浮世絵コレクションの活用をはかることも目標としています。
考古 専門:歴史考古学・中近世都市史
「まち」や「生活空間」をテーマに、身近なところから地域の歴史をさぐっています。編集に携わっていた『豊臣秀吉文書集』は完結しましたが、まだまだ増える秀吉文書の情報を収集しています。また、秀吉・信長らを支えた名古屋の“底力”を解き明かしたいと思っています。
考古 専門:縄文時代
令和4年4月よりこちらに勤務している2年目の職員です。当館のもつ膨大な考古資料にできる限り最大限光を当てられるように努めてまいります。特に縄文時代に強く関心を持っており、令和5年度は常設展フリールームで「縄文時代とそのくらし〜大曲輪遺跡〜」を担当します。
考古 専門:弥生時代
令和6年4月より勤務しています。考古資料の中で、特に東海地方の弥生時代後期の土器を中心に勉強してきました。これまでは、遺跡の発掘調査を比較的多く経験してきましたが、これからは発見された遺物等の資料に着目し、その魅力を一人でも多くの皆様に伝えられるよう精進してまいります。
美術・工芸 専門:工芸史
漆工をはじめとする工芸資料の「銘」や意匠に込められた意味、和歌や物語のイメージとの関連に関心があります。少しずつ勉強している所です。
美術・工芸 専門:近世絵画史
当地域に縁のある美術品を中心に、それが生み出された社会や文化にも興味を広げて勉強しています。
美術・工芸 専門:中国絵画
令和5年4月から勤務しております。これから市民の皆様や地域の資料との出会いを大切にしていきたいと思っております。元々の専門は中国絵画です。中国の文化というととっつきにくいかもしれませんが、日本における絵画や工芸、漢文など様々な繋がりがあります。文化の繋がりを皆様にお伝えできるように頑張ります。
美術・工芸 専門:仏教美術史・仏教工芸史
古代から中世までを主とした美術工芸品のなかで、彫刻史と工芸史に関する研究を行っております。時代様式や装飾技法の変遷などを改めて整理し、広い視野で研究を行うことを心がけています。
文書・典籍 専門:日本近現代史・尾張藩の明治維新史
博物館で3年勤務したのち、名古屋市蓬左文庫と名古屋城での勤務を経て、令和4年度から再び博物館に勤務しています。明治維新期~近現代におけるこの地域の歴史について、幅広く関心をもっています。これまでの経験を活かして、収蔵資料にも新たな光を当てられるよう頑張ります。
文書・典籍 専門:中世史・織豊期
地域に残された古文書を読み解き、名古屋の歴史を探っています。特に織田信長・豊臣秀吉が活躍していた時代の尾張について勉強しています。尾張が注目される時代なので、みなさんに楽しんでもらえるような展示に結び付けられるように頑張ります。
民俗 専門:漁業・地域民俗学・近代都市史
名古屋城と秀吉清正記念館を経て、久しぶりに博物館に勤務することになりました。明治から現代までの名古屋の景観が、どのように変化してきたかに関心を持っています。これまでの経験を活かして、博物館にストックされた資料や情報から、新たな発見ができればと考えています。
民俗 専門:衣食住・祭り
先人たちの生きた歴史やくらしの知恵・工夫を見ていくことに関心があり、昔の道具を通してそれらをみていければと思っています。市内で昔の道具の情報を得たときは、お話を聞いたり使い方を見せてもらったりというふうに、道具だけでなく形に残らない事柄も記録として残していきたいです。
民俗 専門:江戸時代を中心にいろいろ
地域に伝わる古文書を読んだり、お祭りの撮影に出かけたり、寄贈資料にまつわる思い出を聞かせてもらったりしています。
本来の専門は日本近世史で、特に水をめぐる諸問題から近世社会の変容過程をたどる研究をしています。その一方で、当館では民俗分野に所属して多種多様な仕事に取り組んでおり、近年では特に伊勢湾台風に強い関心を抱いています。どんな仕事でも、よく見て、よく調べて、よく考える、という三原則で何とかしていきたいと思います。
民俗 専門:民俗学
令和3年4月より勤務しています。これから名古屋を中心に尾張の民俗文化に出会うことができると思うとワクワクしています。みなさんからいろいろなことを教えていただけましたら幸いです。今後ともよろしくお願いいたします。
文化財撮影
令和4年4月より学芸課に勤務しております。地域のさまざまな文化財と向き合いながら撮影技術を磨いていけるよう精進してまいります。よろしくお願いいたします。
学校連携
「出前歴史セミナー」「職場訪問や職場体験」「なごやのうつりかわり体験事業」の、申込みや問い合わせを受け付けています。また、博物館学芸員を、ゲストティーチャーとして要請したいときにもご相談ください。
令和2年8月より学芸課に勤務しております。初めての業務にご指導を頂きつつ、早く仕事に慣れるよう、日々誠実に取り組んで参ります。
令和3年4月より会計年度職員として学芸課に勤務しております。資料整理などを中心に、地元であるこの地域の魅力を発信するお手伝いができればと思います。よろしくお願いいたします。
令和3年4月より学芸課に勤務しております。ご指導を頂きながら、資料整理など様々な業務に従事し、皆様のお役にたてるよう励んでいきたいと思います。よろしくお願いいたします。
西洋の美術史が専攻のため当館とは毛色が異なりますが、先人たちが残した貴重な資料を見て時代の移り変わりを学ぶことが好きです。地域の皆様と共に資料の学びを深め、広く普及していきたいと思います。よろしくお願いいたします。
これまで各地で考古学に携わる業務に長く従事してきました。名古屋での生活は始まったばかりで、これから当地の歴史・風俗などを実体験から学べることをとても楽しみにしています。これまで通り自身も学ぶ姿勢を忘れず、博物館運営に少しでも多くお役に立てればと思っています。よろしくお願いいたします。
令和6年4月1日より会計年度任用職員として学芸課に勤務しております。今まで尾張地域の歴史を中心に勉強してまいりました。博物館事業を通して地域の魅力を多くの皆様にお伝えする、その一助となれればと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。
データベース担当
令和6年4月から会計年度任用職員として学芸課で勤務しております。主に書類整理や補助業務を行います。博物館運営に少しでも役立てるよう努めます。よろしくお願いいたします。
文書・典籍 専門:日本書道史
名古屋叢書四編の出版や、蔵書の調査研究などを通じて蓬󠄀左文庫と尾張の魅力をお伝えできるように努めたいと思います。また、本館に在籍時から取り組んでいる近代尾張の書の調査・研究も進めていきたいと思っています。
民俗 専門:民俗芸能、江戸期の祭礼、民間信仰など
秀吉清正記念館を経て、令和6年4月から蓬左文庫で勤務しております。地域の江戸期の古文書を読み、江戸期の祭礼の様子を探ったり、祭礼を撮影するのが好きです。また、そこかしこを歩いて、寺社の灯籠、道標、民間信仰の石造物などを見つけるのも好きです。 皆様のお役に立てるよう頑張ってまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
司書
名古屋市図書館、秀吉清正記念館を経て令和4年4月から蓬左文庫で勤務しております。資料の整理や閲覧室での閲覧、展示、レファレンスなどを担当しております。閲覧室では展覧会関連の資料展示を行っておりますので、ぜひ閲覧室にもお立ち寄りください。
司書
令和6年6月から司書として、閲覧・レファレンス・資料整理などを担当しています。名古屋市蓬左文庫へご来館の折は、エントランスホール並びに閲覧室へのおいでください。お待ちしております。
文書・典籍 専門:古代史・城郭・戦前期
武将の出身地に立地する“人物記念館”らしい方向性を探っていきたいと念じています。今年度は当館初となる重要文化財展示も予定されていつも以上に注目が集まりますので、それを活かして館の存在を積極的にアピールする1年としたいです。
令和6年4月から秀吉清正記念館で勤務しております。多くの戦国武将を輩出した名古屋の特色を生かしつつ、自分自身も勉強しながら、地域の魅力を発信していきたいと思っています。よろしくお願いいたします。